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zoom RSS 下請法 運用基準改正について(その3)

<<   作成日時 : 2017/06/17 12:00  

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2016年12月14日 下請法の運用基準の改正が行われた。


テキストの事例が大幅に増えた(66→141)。


新旧対比表ってのがある。


http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h28/dec/161214_1.files/161214_02.pdf


新設って箇所を順次見ていこう・・・その3


2 支払遅延
(5) 次のような場合は,下請代金の支払遅延に当たる。
ア 親事業者と下請事業者との間で支払期日が給付の受領日から 60 日以内に定められている場合に,その定められた支払期日までに下請代金を支払わないとき。

イ 親事業者と下請事業者との間で支払期日が給付の受領日から 60 日を超えて定められている場合に,受領日から 60 日目までに下請代金を支払わないとき(この場合,法に定める範囲を超えて支払期日が定められており,それ自体に問題がある。)。

ウ 親事業者と下請事業者との間で支払期日が定められていない場合に,その給付の受領日に下請代金を支払わないとき。

エ 「毎月末日納品締切,翌々月 10 日支払」等の月単位の締切制度を採っている場合に,締切後 30 日以内に支払期日を定めていないことにより,給付の受領日から 60 日目までに下請代金を支払わないとき。

オ 「毎月末日検収締切,翌月末日支払」等の検収締切制度を採っている場合に,検収に相当日数を要したため,給付の受領日から 60 日目までに下請代金を支払わないとき。

カ 親事業者と下請事業者との間で,支払期日が金融機関の休業日に当たった場合に,支払期日を金融機関の翌営業日に順延することについてあらかじめ書面で合意していないにもかかわらず,あらかじめ定めた支払期日までに下請代金を支払わないとき。

キ 親事業者が手形を交付することによって下請代金を支払った場合に,割引を受けようとした下請事業者が金融機関において手形の割引を受けられないとき。



アはこれまで通りなので特に異論はなかろう。


イは違法行為なので、そもそも論としてあり得ない。これ、書かなきゃいけないほど病んでるってことか?


ウは民法の世界。定めなければ、民法に準じて判断する。

例えば、売買。(下請法では売買は蚊帳の外ではあるが・・・)

第五百七十三条  売買の目的物の引渡しについて期限があるときは、代金の支払についても同一の期限を付したものと推定する。


いわゆる、同時履行ってやつだ。


で、これが基本になると明記されている。


第五百五十九条  この節の規定は、売買以外の有償契約について準用する。ただし、その有償契約の性質がこれを許さないときは、この限りでない。


なので、代金は支払い期日を定めない場合は、受領時に払わなければならない。


これも、当たり前のことで、書いてないとわからない奴がいること事態、すでに法治国家でないと言っているようなものだ。(正直、大手を振って改正しました・・・と言わなきゃいけないほど、病んでるってことだ。)


エは、これまでも運用されて来たのだが、検査官によって違う指導があったことに端を発しているのではないか?


例えば、役務提供委託は月締め翌月払いが限度なのは、当月1日の提供が30日に締めて、翌月末に払ったとして60日目に払っていることになる。


だから、それが限度だとされて来た。


ところがだ、とある検査官の指導が基点だったように思うが、講習会でも、締め切り日を起算日に60日以内に定めればOKという話が出たことがある。(聞いていて、うっそーと思ったのだが、ようやっと軌道修正されたということだろう。)


オは検収処理に日数を要するから遅れる・・・バカも休み休みにしろって話だ。


支払いの起算日は受領日だから、どう払うかを考えろって話。つまり、一部の現場の粗相がここまで拡大解釈されているのか?


これ、法解釈以前の問題で、国語力の落ちた国民に知らしめてやる的ないいように思える。(そこまで、バカなのかねぇ?)


カはこれまでもテキストに載ってた。


キは微妙だよな。割引困難な手形の交付は禁じ手になっていた。


その解釈は120日を超えるもの(繊維業は90日超)として来たわけだが、これより短いものが、実際割り引けないってことが起きたのか?(起きたんだろうな・・・)


ま、これは、書いておかないと、気づかない奴もいるってことだろうから致し方なし・・・


つづく

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