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zoom RSS 最悪(奥田英朗) を読んでみた(下請法もろもろ)

<<   作成日時 : 2012/11/28 22:06   >>

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牧野先生のご推薦で、読んでみた。

これ。


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でだ、これについていくつかの問題提議をしてみたい。

(1)下請法違反
  初版が2002年に出版されている。下請法は2005年に改正されているので、旧法(類型が製造委託と修理委託)時代の事になる。
  とはいえ、川谷鉄工所、北沢製作所の間は下請取引になるような感じだ。
  で、神田のやったタレパンの斡旋は「購入利用強制の禁止」にあたる。
  アマゾンの本の内容紹介には「取引先の無理な頼み」と書かれている。
  明らかなる脱法行為がこの程度に書かれるのはいかがなものか?
  この点では、牧野先生の指摘の通りですな。

(2)川谷鉄工所の装備が変?
  設定では、溶接機、タッピングマシン、プレス機(けとばし)と見られる。そんなところにアマダのタレパン入れるか?
  この話の設定だと92年製・・・VIPROSだよね。6年落ちか・・・
  今つきあっている会社も古いのになるとそれが動いてたりする。

  ただ、DCサーボは音がめちゃくちゃうるさい。住民トラブル抱えて、タレパン入れるというのも?

  まぁ、それはそれとして、ベンダー(プレスブレーキ)がないと話にならないのではないか?

  小物なら、けとばしで良いかもしれないけど、それじゃ、まともにモノが作れない。
  仮に出来るものに限定したにせよ、時間がかかって仕方がない。

  一応、溶接機はスポットのようだから、曲げが出来れば、箱ものは作れそうだ。
  それでも、アーク溶接は出来るにこした事はないし、リベット打ちだって出来ないと困る。
  細かい事は抜きにしても、装備に違和感を持った。3人の会社なんだよね・・・

(3)セールスの矢野は何者か?
  リース会社の営業らしいが、リース先の倒産で、リース品の回収にあたって、果たして営業担当がごまかせるか?

  リース会社は契約書があるからリース品が何かは分かる。
  会社が債権者通知をもらって債権一覧に未回収品としてオプション類の名目をあげる事になるから、破産管財人から回収済ということが報告されて、ばれるのではないかと思う。

  つまり、着服は、簡単に足がつきそうな気がする。で、やるか?・・・ってはなし。


設定としては、面白いし、読んでも面白かった。

ただ、業界の人間が読むと?がいっぱいな部分的シチュエーションだと思う。

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